HTML5がW3Cで勧告

要素の使い分けが区別されるように

2014年10月に、HTML5がW3Cで正式勧告されました。HTML5では、以前とは比較にならならないほど多くの新要素が導入され、意味や意図を有する要素の使い分けにおいて、より詳細に区別されることとなりました。

たとえば、「h1」は大見出しという意味を持ちますが、divは枠であること以上の意味を持っていません。しかし、これまでただの枠としてdivを用いていたエリアは、どういう意味のエリアなのかを詳細にアピールすることができるようになりました。divに代わる新たな記述方法を用いることで、単なる枠から「意味のある枠」へと変わっているのです。このように、制部の情報に至るまで、明確にできるようになりました。

上記のように要素を使い分けられるようになった結果、制作者のみならず、第三者にとっても文章構造が理解しやすくなっています。

いまのうちにHTML5の正確な記述を

ちなみに現況においては、HTML5を用いることで優遇されることはない」というGoogleの発言があります。しかし、将来的にはSEOに深くかかわってくる可能性が十分にあると見ています。なぜなら、たとえば、ただの枠であるdivをarticleに置き換えることで、場合によっては「h1」のようにアピール可能なポジションになっているからです。

それをどう受け止めるかは、今後のGoogleのアルゴリズム次第ですが、何か特別なものとしてみなすように変化させたとしても、なんら不思議ではありません。来るべきそのときまでに備えておくべきなのです。このような準備や姿勢が、SEOの施策において地位を維持することに貢献し、さらには作業の手間や無駄を省くこともできます。加えて、リスク回避の面から考えても重要となります。

また、意味を有することから、使用方法によってはマイナスにも働く可能性があるかもしれないということも頭に入れながら、適切に使用するようにしてください。本来の意味に沿って、よりナイーブに取り扱うことが望まれているので、くれぐれも正確・的確な記述を行うようにしましょう。